バードマンハウス伊賀が優勝!2019年の「鳥人間コンテスト」で新記録60km完全制覇

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2019年の鳥人間コンテストでは、大会新記録60kmが達成されました!

達成したのは「BIRDMAN HOUSE 伊賀」(バードマンハウス伊賀)渡辺 悠太さん。

 

感動を与えてくれたバードマンハウス伊賀について書いてみました。

今回の鳥人間でバードマンハウスの渡邊さんに興味を持たれた方は良かったら読んでみてください。

 

この記事は2019年8月28日に放送された「鳥人間コンテスト2019」について書いたものです。

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バードマンハウス伊賀が優勝!2019年の「鳥人間コンテスト」で新記録60km完全制覇

バードマンハウス伊賀のパイロットは渡邊悠太さん(32)

バードマンハウス伊賀でパイロットを務めるのは渡邊悠太さん。

今回で鳥人間コンテストへの出場は3回目となります。

 

実は、2017年に鳥人間コンテスト新記録を打ち立てたのもこの渡邊悠太さんです。

その時は、当時の40km往復フライトコースを見事達成しました。

 

今回のフライト前に、前回のフライトを振り返り「体力にはまだ余裕があった」という渡邊さん。

今回はさらに距離が延び、2つの旋回ポイントを経由する全長60kmの3角形のコースが新設されたばかりでしたが、見事完走を果たしました。

 

渡邊さんは学生時代、東京大学の鳥人間チームでパイロットを務めていましたが、書類選考で落選し、鳥人間コンテストに出場することができませんでした。

その後、社会人になりこうして夢を叶えたのです。

バードマンハウス伊賀の機体は最高の仕上がり

渡邊さんが勤めるのは、DMG森精機という、工作機械で世界トップシェアを誇る会社

F1レーシングカーや航空機製造に使われる機会を使用して、今回の機体を作り上げました。

 

実際、機体はとてもなめらかで美しく、一切のシワや歪みが感じられないもの。

通常は多くの補助員を引きつれて行う滑走も、補助員1人だけで行うほどのバランスの良さ。

着水時には大破してしまう機体としてはとてももったいない代物でした。

新設されたばかりの60kmコース

今回新設されたコースは琵琶湖を3角形を描く全長60kmのコース。

旋回ポイントは19km地点41km地点となります。

「最高の機体と最高のパイロット」。それでも波乱万丈

渡邊さんが離陸するとき、「世界一来るくつろげない空の旅」と司会者が表現しました。

「最高の機体と最高のパイロット」とフライト前に渡邊さんは自信をもって言いましたが、それでもやはり人力フライトは波乱万丈。

まさに司会者の表現通りでした。

 

最初の直線は順調だったものの、第一旋回ポイントから第二旋回ポイントへ向かうと、風は追い風に。

なんと最高時速は約40km

 

自動車並みの速さです。

 

追い風というと、背中を押してもらえてどんどん速度をあげれる、いわば「ラッキーゾーン」と思ってしまいがちですが、実はそうではありません

 

バードマンハウスの機体の場合は、もっとも効率よくフライトできる速さが27kmとのこと。

 

それを超えると、機体は高度が下がりやすくなり、パイロットは高度を上げるためにより多くのパワーを機体に与えるため、必死に漕がなくてはならなくなるのです。
(鳥人間コンテストでは、自転車を漕ぐような形で、足でペダルを回して機体に動力を送ります。)

 

途中、渡邊さんも「脛がヤバい」「脚がつりそう」と苦痛の表情を浮かべていました。

 

第二旋回ポイントを過ぎると、追い風はなくなりましたが、今度は時速18kmに。

 

すでに相当身体に疲労がたまってしまった状態で、残り20km近く、約1時間も休むことなく漕ぎ続けなくてはなりません

途中で、お尻も痛くなってきたそうです。

 

わたしもロードバイクに乗るのでわかりますが、「漕ぐ」という行為は、お尻に負担がかかり、お尻が痛くなってくるのです。
(なので、ロードバイクに乗る人はお尻にパットが入ったウエアを着たり、サドルの形状を選んだりするのです。)

 

見事60km完全制覇

しかし、それでも見事60km完全制覇。

それも、ぎりぎりのゴールではなく、水面との距離は離れたままでした。

 

身体は悲鳴をあげていたものの、ゴールがなければもっと飛べていたでしょう。

 

飛行機は着水時に大破。

もったいないけれど、そういうものなのが鳥人間コンテスト。

再利用できるといいですね。

 

渡邊さん、おつかれさまでした。

来年の鳥人間コンテストへの期待と不安

早速制覇されてしまった新コース。

来年はさらに延びるのでしょうか?

 

しかし、琵琶湖の面積にも限界があるので、複雑な形状にならないコースの新設は難しいかもしれません。

 

また、昨年に引き続き、悪天候で機体が風にあおられて大破してしまったチームや、滑る会場で補助者が海に落ちて失格になってしまうチームが発生する事態も起こりました。

時期の見直しや、台風の接近がわかっている場合の対応など、運営側の課題も多いと思います。

 

コンテストへの思いと同時に、やはり偉業を成し遂げた渡邊さんの益々のご活躍が楽しみですね。

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